1:定額の料金制度による共用設備利用
スコップデポジット制度を利用する者(利用者)は、スコップの共用設備を使用する前に、あらかじめスコップデポジットを支払っていただきます。デポジット金額は、利用者とスコップ担当者が相談の上、決定します。
① デポジット金額の2割増し分を上限に利用が可能
利用者は、単独でスコップ共同利用設備を使用する場合に比べ、スコップデポジットの金額に対して最大2割増し分を上限に共用設備を使用することができます。
例えば、デポジット金額が100万円の場合、120万円分までの利用が可能となります。
② 利用機器の組み合わせは自由
利用者は、複数のスコップ共用設備を組み合わせて使用することができます。
<デポジット金額が100万円の場合の使用例>
CLEM法による (レーザー顕微9時間+技術指導2時間)+(透過電子顕微鏡[試料作製から観察まで、7試料]+技術指導2時間)+(走査電子顕微鏡観察[試料作製から観察まで、6試料]+技術指導料2時間)が利用可能
デポジット制度を利用しない場合の上記に対する利用料金:1,200,000円
③ 前払い基本料金に関する利点
スコップデポジットは、共用機器ごとに課される前払い基本料金にも利用できます。
④ その他の利点
スコップデポジットは、技術指導料、トレーニング料、サポート料にも利用できます。
2.デポジットの有効期限
デポジットはお支払い頂いた年度末まで有効
3.技術指導料
学外の者がスマートコアファシリティー推進機構の技術系職員(産学官研究員含む)から技術指導を受ける場合は、技術指導料(10,000円/時間)が加算されます。スコップデポジットは、技術指導料にも利用できます。