設備サポート室
国立大学法人 東京農工大学
スマートコアファシリティー推進機構の中心的な設備機器が電子顕微鏡です。電子顕微鏡部門の設備機器は、光・電子相関顕微鏡システム(Correlative Light and Electron Microscopy:CLEM)として、光学顕微鏡と電子顕微鏡で共通の特殊な試料ホルダ等を用いて試料位置情報を管理し、光学顕微鏡と電子顕微鏡の画像をシームレスに利用できます。
透過電子顕微鏡
府中キャンパスJEM-1400 Flash(日本電子)EDS、STEM、3D-TEM
NMR部門は5台のNMR装置を備え、ユーザーの様々な要望に対して測定や解析のサポートを行っています。オートサンプルチェンジャと遠隔測定システムも整備されているので、夜間や週末の自動測定や、別キャンパスや研究室からのNMR測定にも対応しています。Web会議システムによる遠隔講習など、サポート体制も充実しています。
400 MHz (溶液・固体)
小金井キャンパスECX400 (日本電子)1H, 13C, 多核(15N~31P, 19F)固体HXMAS (4 mm)
質量分析計部門では、5台の質量分析計が専門技術系職員の支援体制の下、機器の操作とデータ処理の講習に加え、研究を進める上での機器の利用に対し、専門家によるアドバイスや指導を受けることができます。質量分析部門では、学内および学外からの遠隔操作を可能としています。
遠隔操作システム概要図
分光分析部門には顕微ラマン分光装置、X線光電子分光装置など分光分析分析装置が配置されています。
顕微ラマン分光分析
府中キャンパス 顕微レーザーラマン分光測定装置 LabRAM HR Evolution(堀場製作所)